矯正歯科
Orthodontics
矯正歯科について
矯正歯科は、歯並びや噛み合わせを整える診療です。歯並びが整うと、見た目の印象が変わるだけでなく、歯磨きがしやすくなり、むし歯や歯周病の予防にもつながります。しっかり噛めるようになることで、食事や発音への良い影響も期待できます。
当院の矯正治療は日本矯正歯科学会所属の歯科医師が担当し、月2回の矯正診療日に行っています。初回の矯正相談も受け付けておりますので、「うちの子の歯並びは大丈夫かな」「大人になってからでも矯正できるのかな」といった段階でも、お気軽にご相談ください。
Check
このような歯並びが
気になっていませんか
-
前歯が前に出ている(出っ歯)
-
下の歯が上の歯より前に出ている(受け口)
-
歯がでこぼこに生えている・八重歯がある
-
歯と歯の間にすき間がある
-
お口を閉じても前歯が噛み合わない
-
噛み合わせが深く、下の前歯が見えない
歯並びの状態や適した治療は一人ひとり異なります。気になることがあれば、まずは矯正相談でお口の状態を確認しましょう。
Pediatric Orthodontics
小児矯正
お子さまの矯正は、顎の成長を利用しながら歯並びを整えられることが大きな特徴です。成長の段階に合わせて、次のような時期に分けて治療を検討します。
-
乳歯列期:乳歯だけが生えている時期。受け口など、顎の成長に関わる噛み合わせの改善を検討します
-
混合歯列期(5〜7歳頃):乳歯と永久歯が混在する時期。顎の成長をコントロールし、永久歯が並ぶスペースを整えます
-
永久歯列期初期(12〜14歳頃):永久歯が生えそろう時期。歯の位置を整える本格的な矯正(二期治療)を行います
小児矯正のメリット Merit
-
顎の成長を活かせるため、永久歯を抜かずに歯を並べられる可能性が高まります
-
早い時期に噛み合わせのバランスを整えることで、その後の本格矯正が必要になった場合も、治療の負担を抑えられることが期待できます
-
矯正を始めるのに適した時期はお子さまの成長や歯並びの状態によって異なるため、診断のうえで「今すぐ始めるべきか」「経過を見てよいか」も含めてご提案します
小児矯正の注意点 Caution
-
装置の装着や毎日のケアなど、お子さまご本人とご家族の協力が治療の進み方に影響します
-
一期治療だけでは仕上がりきらず、永久歯が生えそろってから本格矯正(二期治療)が必要になる場合があります
-
装置の周りは汚れがたまりやすいため、治療中はむし歯予防のケアがいつも以上に大切です
-
治療の結果や期間には個人差があります
Flow
小児矯正の流れ・治療期間の目安
0 1 矯正相談
歯並びの状態を拝見し、治療の選択肢と始める時期の考え方をご説明します。
0 2 精密検査・診断
レントゲン撮影や歯型の採取などを行い、治療計画を立てます。
0 3 装置の使用開始
お子さまの状態に合った装置を使い、顎の成長や歯の生えるスペースを整えます。
0 4 定期チェック
月1回程度ご来院いただき、装置の調整と経過の確認を行います。
0 5 経過観察
一期治療の終了後は、永久歯への生え変わりを定期的に見守り、二期治療の要否を判断します。
治療期間の目安:12〜24ヶ月
通院回数の目安:12〜24回
小児矯正(一期治療)で装置を使用し、月1回程度通院する場合の一般的な目安です。治療前の相談・検査、装置使用後の経過観察や二期治療は別途必要になる場合があります。お子さまの成長や歯並びの状態によって期間・回数は異なります。
Wire Braces
成人矯正(ワイヤー矯正)
歯の表面にブラケットという装置を付け、ワイヤーの力で歯を少しずつ動かす方法です。幅広い症例に対応しやすく、矯正治療の基本となる方法です。矯正治療は大人になってから始めることもでき、当院でも成人の患者さまに対応しています。
装置は、金属製のメタルブラケットのほか、白や透明で目立ちにくい審美ブラケット、白いホワイトワイヤーとの組み合わせもお選びいただけます。見た目が気になる方は、矯正相談の際にご希望をお聞かせください。
ワイヤー矯正のメリット Merit
-
歯を動かす力を細かくコントロールしやすく、幅広い歯並びに対応しやすい
-
装置を自分で外せないため、装着時間の自己管理が不要
-
マウスピース型矯正が適さない歯並びにも対応できる場合がある
ワイヤー矯正の注意点 Caution
-
装置に慣れるまで、痛みや違和感、話しにくさが出ることがあります
-
装置の周りに汚れがたまりやすく、丁寧な歯磨きが必要です
-
粘着性の強い食べ物や硬い食べ物は、装置の破損の原因になるため控えていただきます
-
治療の結果や期間には個人差があります
Flow
ワイヤー矯正の流れ・治療期間の目安
0 1 矯正相談
お悩みとご希望をうかがい、治療の選択肢と費用の目安をご説明します。
0 2 精密検査・診断
レントゲン撮影や歯型の採取などを行い、治療計画を立てます。
0 3 装置の装着
歯の表面にブラケットを取り付け、ワイヤーを通して治療を始めます。
0 4 調整
月1回程度ご来院いただき、ワイヤーの調整と経過の確認を行います。
0 5 保定
歯が計画した位置まで動いたら装置を外し、後戻りを防ぐ保定装置を使います。
治療期間の目安:24〜36ヶ月
通院回数の目安:24〜36回
ワイヤー矯正で歯を動かす期間と、月1回程度の調整通院の一般的な目安です。治療前の相談・検査、抜歯などの処置、治療後の保定期間・通院は含みません。歯並びの状態によって期間・回数は異なります。
Clear Aligner
マウスピース型矯正
(ClearCorrect)
当院では、マウスピース型矯正装置「ClearCorrect(クリアコレクト)」を導入しています。透明なマウスピース(アライナー)を段階的に交換しながら、歯を少しずつ動かしていく治療法です。院長は2025年11月にクリアコレクトシステムの研修を修了しています。通い慣れた当院で、矯正担当医と連携した治療を受けていただけます。
マウスピース型矯正の特徴 Features
-
透明な装置のため、装着していても目立ちにくい
-
ご自身で取り外しができ、食事や歯磨きを普段どおり行える
-
ワイヤー装置に比べて、お口の中の違和感や傷が生じにくい傾向があります
マウスピース型矯正の注意点 Caution
-
1日22時間以上の装着が必要で、装着時間が不足すると計画どおりに歯が動かないことがあります
-
装着中は、水以外の飲食を控えていただきます
-
歯並びの状態によっては、マウスピース型矯正が適さず、ワイヤー矯正をご提案する場合があります
-
治療の結果や期間には個人差があります
Flow
マウスピース型矯正の流れ・治療期間の目安
0 1 矯正相談
マウスピース型矯正が適しているかどうかも含めて、お悩みをうかがいます。
0 2 精密検査・診断
歯型の採取やレントゲン撮影を行い、歯の動きをシミュレーションした治療計画を立てます。
0 3 マウスピースの作製・装着開始
治療計画をもとに作製したマウスピースの装着を始めます。
0 4 定期チェック・交換
段階ごとにマウスピースを交換しながら、定期的に経過を確認します。
0 5 保定
歯が計画した位置まで動いたら、後戻りを防ぐ保定装置を使います。
部分的なマウスピース型矯正
治療期間の目安:6〜12ヶ月
通院回数の目安:6〜12回
全体的なマウスピース型矯正
治療期間の目安:12〜24ヶ月
通院回数の目安:12〜24回
歯を動かす期間と、月1回程度通院する場合の一般的な目安です。治療前の相談・検査、抜歯などの処置、治療後の保定期間・通院は含みません。動かす歯の範囲や歯並び、装着状況によって異なり、抜歯や追加のマウスピースが必要な場合は期間・回数が増えることがあります。診断の際に、患者さまごとの見通しをご説明します。
Important Notice
未承認医療機器に関する事項(ClearCorrect)
ClearCorrectは、医薬品医療機器等法(薬機法)上の承認を受けていない医療機器です。ご検討の際は、次の点をご確認ください。
-
未承認医療機器であること:ClearCorrectは、国内では薬機法上の承認を受けていないマウスピース型矯正装置です
-
入手経路:スイス・ストローマン社のグループ会社であるストローマン・ジャパン株式会社を介して入手しています
-
国内の承認医療機器の有無:国内には、薬機法上の承認を受けたマウスピース型矯正装置も存在します
-
諸外国における安全性などの情報:米国では2009年にFDA(米国食品医薬品局)の認証を受けています
-
救済制度について:未承認医療機器のため、万一副作用などが生じた場合に、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります
未承認医療機器・医薬品の個人輸入に関する注意点は、厚生労働省「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/kojinyunyu/index.html)もご参照ください。
Risk
矯正治療のリスク・
副作用・デメリット
矯正治療は自由診療(保険適用外)です。治療をご検討いただく際は、次の点をあらかじめご理解ください。
-
装置の装着直後や調整後に、歯が浮くような痛み・違和感が数日続くことがあります
-
装置が粘膜に当たり、口内炎ができることがあります
-
歯を動かす過程で、歯の根が短くなる(歯根吸収)、歯ぐきが下がる(歯肉退縮)ことがあります
-
装置の周囲は汚れがたまりやすく、歯磨きが不十分だとむし歯や歯周病のリスクが高まります
-
治療後に保定を怠ると、歯並びが元に戻ろうとする「後戻り」が起こることがあります
-
歯並びの状態によっては、抜歯が必要になる場合があります
-
噛み合わせの変化に伴い、一時的に顎の関節に違和感が出ることがあります
-
治療期間・回数・仕上がりには個人差があります
Fee
費用(税込)
初回の矯正相談:無料
Fee 01
小児矯正(一期治療)
| 項目 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|
| 診断料 | 25,000円 | |
| 装置料 | 50,000円 | ムーシールドなど |
| 100,000円 | 拡大床など | |
| 150,000円 | 上下顎2×4装置 | |
| 調整料 | 3,000円 | 月1回 |
Fee 02
本格矯正(二期治療・ワイヤー矯正)
| 項目 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|
| 診断料 | 35,000円 | |
| 装置料 メタルブラケット | 500,000円 | |
| 審美ブラケット+メタルワイヤー | 600,000円 | |
| 審美ブラケット+ホワイトワイヤー | 700,000円 | |
| 調整料 | 5,000円 | 月1回 |
| 保定料 | 50,000円 |
※費用の例:本格矯正(メタルブラケット・治療期間2年・月1回の調整の場合)=診断料35,000円+装置料500,000円+調整料5,000円×24回+保定料50,000円=合計705,000円。治療期間や装置の種類によって総額は変わります。
Fee 03
マウスピース型矯正(ClearCorrect)
| 項目 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|
| マウスピース型矯正 | 345,000円〜870,000円 |
費用は、対象となる歯の範囲や治療計画によって異なります。矯正相談・診断の際に、患者さまごとのお見積もりをご提示します。
Fee 04
そのほかの費用
| 項目 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|
| 矯正用ミニインプラント | 30,000円 | 1ヶ所 |
※料金はすべて税込です。
※お支払いにはクレジットカードもご利用いただけます。
FAQ
よくあるご質問
- Q 矯正相談では何をしますか
-
A お口の中を拝見し、歯並びのお悩みやご希望をうかがったうえで、考えられる治療の選択肢や費用の目安をご説明します。相談したからといって、必ず治療を始める必要はありません。
- Q 治療中の痛みはどの程度ですか
-
A 歯が動き始める時期や装置の調整後に、締め付けられるような痛みや違和感が数日間出ることがあります。多くの場合は徐々に落ち着きますが、痛みの感じ方には個人差があります。つらいときは我慢せずご相談ください。
- Q マウスピースをなくしたり壊したりしたらどうなりますか
-
A 再作製が必要になる場合がありますので、早めにご連絡ください。治療計画への影響を確認し、対応をご案内します。
- Q マウスピースを付けたまま飲食できますか
-
A 装着中の飲食は、水以外は避けていただくようお願いしています。食事の際は取り外し、歯磨きをしてから再装着してください。着色や装置の破損、むし歯の原因になるためです。